電力技術懇談会の林泰弘でございます
本懇談会は、「産学協同の場を提供すること」を目的に1994年に発足いたしました。以来、歴代会長のもと、その規模と活動を拡大させて今日に至っております。
本懇談会は、電力技術分野における以下の3点を主眼として活動しております。
具体的な活動としましては、国内外の最先端の専門家を招いた講演会の開催や、韓国の大学・電力関係者と連携した「日韓シンポジウム」による国際的な技術交流を図っております。さらに、早稲田大学研究交流事業への参画を通じ、大学研究者と産業界実務者の協同研究を推進しております。この研究に参加した優秀な学生が電力技術分野へ就職するという、大変嬉ばしい成果も得られております。
電気事業を取巻く環境は、再生可能エネルギーの主力電源化や分散型エネルギーリソース(DER)の活用、AI・DX技術の導入など、かつてないスピードで変化しています。電力システムそのものが再定義される中、産・学が密に連携し、客観的かつ高度な技術的議論を行う場としての本会の重要性は、より一層高まっています。
このような環境変化と設立趣旨を踏まえ、私は会長として以下の3点を重点的に推進してまいります。
具体的施策として、2026年度からプロジェクト研究に携わる委員に若手研究者2名を加え、体制の充実を図っております。また、引き続き系統給電所や火力発電所等の電力設備見学の機会を設け、現場技術者との交流の場を積極的に提供してまいります。
今後とも会員の皆様をはじめ関係各位におかれましては、これまで以上のご支援・ご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
電力技術懇談会会長 林 泰弘(早稲田大学理工学術院 教授)